アメリカのサプリメントに対する認識
日本ではにわかに信じがたいことですが、サプリメントの利用が一般化しているアメリカでは、国民の70%もの人が何らかの形でサプリメントを使ったことがあるそうです。アメリカでこれほどまでにサプリメントが使われているのはなぜでしょう。
医療費にどれだけコストがかかるかが、サプリメントの位置づけに関わっているといえます。健康保険に加入していないというアメリカ人は珍しくなく、日本のように健康保険の加入が義務となってはいないのです。そのため、健康保険に入っていないアメリカ人が病院に行くことは、高額の医療費がかかることを意味しています。そのため、アメリカ人は病院に行くような病気にかかる前に、サプリメントによる健康管理を行う人が多いのです。
メタボリック症候群が有名になり、日本でも病気になる前の対策も有効視されています。日本人も病気になってからの対処を考える前に、病気の予防についても、もっと関心を向けるべきなのかも知れません。
また、アメリカのサプリメントは成分表示の仕組みも日本とは違いますので、その点も多くの人に受け入れられている理由でしょう。アメリカの法律では、販売されるサプリメントの成分や効果はきちんと書かなければなりません。成分の偽装や誤魔化しは許されないのはもちろんですが、消費者が安心して選べるように、サプリメントメーカーも品質の高さを要求されています。商品開発努力を続けなければ他社に負けてしまうため、アメリカのサプリメント開発は常に先進的なのです。